QoSの公平性に着目したパワーアウェアな最適CPU・周波数配分問題(システムプログラム)
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概要
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組込みリアルタイムシステムにおいて,タスク実行時の消費エネルギーを減らし,効率的にエネルギーを用いることは重要な課題である.一方,リアルタイムタスクにおけるQuality of Service(QOS)を調整することで実行時のリソース消費を調節するQoS制御の研究が多数なされており,筆者らは既にQoSの公平性に着目したQoS適応制御手法を提案した.本論文では,QoSの公平性を達成すると同時に,実行時の消費エネルギーの最小化と達成されるQoSの最大化を目標とするCPUクロック数・クロック周波数配分問題を多目的最適化問題として定式化し,パレート最適解を線形加重和最適化を用いて求める手法を提案する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2006-09-01
著者
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潮 俊光
大阪大学大学院基礎工学研究科
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原田 史子
立命館大学情報理工学部
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中本 幸一
NECソフトウェアデザイン研究所
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中本 幸一
兵庫県立大学大学院応用情報科学研究科
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中本 幸一
Necネットワークスネットワークス開発研究所
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中本 幸一
Necシステムプラットフォーム研究所:(現)兵庫県立大学大学院
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原田 史子
大阪大学大学院基礎工学研究科
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中本 幸一
日本電気(株)ネットワーク開発研究本部
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中本 幸一
兵庫県立大学
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