QoSの公平性を考慮したマルチリソースの適応配分制御(実時間処理,組込システム及び一般)

元データ 2004-03-12 社団法人電子情報通信学会

概要

近年,リアルタイムシステムにおいて過負荷状態を避けるために,各タスクに割り当てるリソースを動的に変化させるフィードバック形の制御法が注目されている.筆者らはリソースがCPUしかない場合に,QoSの公平性を達成するようなリソース配分を行う問題について,フィードバック制御を用いたリソース配分制御を提案した.本報告ではこの手法を拡張し,リソースが複数あるシステムに対してQoSの公平性を達成するリソース配分制御を提案する.リソースが複数ある場合はQoS要求に対する各リソースの要求量がリソース消費関数で決まっており,実際に実行に使われるリソース量が配分された量より小さくなる場合があるが,本手法によりこのようなリソース量をなくし,かつ最大の公平なQoSレベルを達成できる.シミュレーション実験により,リソース消費関数が線形であるようなタスク集合に対して,提案手法が有効であることを確認する.

著者

潮 俊光 大阪大学大学院基礎工学研究科
原田 史子 立命館大学情報理工学部
中本 幸一 兵庫県立大学大学院応用情報科学研究科
中本 幸一 Necシステムプラットフォーム研究所:(現)兵庫県立大学大学院
原田 史子 大阪大学大学院基礎工学研究科

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