マルチメディア作品と紙上作品との表現活動における学習効果
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
中学校技術・家庭科の情報基礎領域における「情報の活用」の学習を, 学習者の小集団による間題解決学習として位置づけ, マルチメディア作品として表現させる場合とコンピュータを用いて紙上作品として表現させる場合との学習効果ならびに関連性を追究した. その結果, 次のことを明らかにした. (1)マルチメディア表現は, 創意・工夫することと機器を操作することとに困難意識を示す. しかし, 興味意識を持たせると共に知識・理解がより定着し, 意識に広がりを見せる. (2)紙上表現の場合は, 方法に関する内容は深まらないものの, 知識・理解がより深まり, 意識は直線的で, ある項目に集中する傾向を見せる. (3)地方交付税を基に進められるパソコン整備事業は, 早期にマルチメディア化されるべきである.
- 日本教育情報学会の論文
- 1997-03-31
著者
-
林 徳治
京都教育大学
-
河野 卓也
滋賀大学教育学部附属中学校
-
河野 卓也
滋賀県栗東中学校
-
河野 卓也
滋賀大学教育学研究科
-
佐々木 真理
守山市立守山北中学校
-
井上 尚世
滋賀県総合教育センター
-
河野 卓也
栗東町立栗東中学校
-
松谷 正富
大津市立唐崎小学校
関連論文
- プログラミングの指導方法と問題解決能力育成との関連(3) : スキャフォールディングと認知的徒弟制理論を取り入れたアプローチ
- 第2章 必修教科等の研究 8 技術・家庭科 技術リテラシーの獲得を目指した技術教育カリキュラムの開発V : 技術史の視点から技術と社会を見つめる学習題材の開発と実践
- 第3章 選択学習,総合的な学習の時間 第4節 エネルギー環境教育「科学技術科」
- プログラミングの教育方法と問題解決能力育成との関連 : Process-oriented ApproachとContent-oriented Approachとの比較を通して
- プログラミングの指導方法と問題解決能力育成との関連性(2) : Process-oriented approachとContent approach との比較を通して
- プログラミングの指導方法と問題解決能力育成との関連 : Process-oriented approachとContent-oriented appraochとの比較を通して()
- 映像教材提示による学習者のとらえ方の一考察()
- インドにおける情報教育の現状と課題 : International Conference EDUCOMP96に参加して()
- メディアとコミュケーションに関する研究(1) : タイ教員を対象とした情報教育に関するプレゼンテーンョン
- 小学校理科生物領域での教材開発におけるマルチメディアの活用について
- 中学校数学科「図形領域」における自学自習用マルチメディア教材の開発
- 中学校技術・家庭科におけるマルチメディア教材の作成学習
- 災害時の対応行動を支える情報活用能力の育成
- アジア諸国における外国人を対象としたプレゼンテーション技法に関する研究(I)
- 新しい学力観による問題解決過程の教材化に関する研究 : パソコンを使った「ハノイの塔」における問題解決過程の分析
- パソコンを利用した「ハノイの塔」における問題解決過程の分析
- マルチメディア教材の設計に関する分析 : 現職教員研修で開発したマルチメディア教材を対象として
- アジア諸国の教員を対象としたマルチメディア教材開発の支援および評価
- マルチメディア教材開発に関する基礎的研究 : 1. 演示用マルチメディア教材の作成
- メディアの特性を生かした教材の設計・評価 : 1. 現職教員を対象としたマルチメディアによる教材作成
- 技術協力における情報教育の取り組み : 2. コロンボ計画地域におけるコンピュータ技術(マルチメディア)研修を通して
- 1I5 紙と鉛筆から始める情報学教育カリキュラムの構築と実践 : 言葉と体験,習得と活用をつなぐ「活用する力」を高めるために((一般研究1)情報教育(1),教育の原点に光を当てる〜乱流の中の本流を見出す〜)
- 中学校における情報学教育のカリキュラム開発
- 中学校における情報生活科の実施の試み(情報教育と授業支援システム/一般)
- 防災教育の視点を含んだ情報教育のあり方についての考察
- コンピュータ通信の対話支援利用における問題 : ゼミナール生を対象としたコミュニケーション活動
- タイ国へのコンピュータ教育援助(その3) : 内地研修員によるコンピュータ教材の開発
- 企業内教育での情報教育に関する研究 : 営業活動での顧客との間におけるコミュニケーション分析()
- 技術協力における情報教育の取り組み : 3.アジア諸国の教員を対象としたマルチメディア教材作成研修()
- 国際協力をふまえた日本人教員のプレゼンテーション能力に関する研究(1) : タイ国教員のためのコンピュータワークショップを通して()
- 学習者の心理面からみたパソコン通信学習の機能要件
- 中学校現場における学校経営のコンピュータ利用の分析とデータ管理のあり方 : CASA理念に基づく教育情報活用, コンピュータ活用の視点から()
- 第3章 選択学習,総合的な学習の時間 第1節 「情報」 新教科「情報」
- 協同学習における学習の過程としてのアイデンティティの変容 : 「あるごありーな」を利用したプログラミング学習の質的評価
- マルチメディアによるCD-ROM教材の開発と評価に関する研究
- マルチメディアによるCD-ROM教材の開発と評価に関する研究(II)
- 第3章 選択学習,総合的な学習の時間 第4節 エネルギー環境教育「科学技術科」
- 科学技術科の創設によるエネルギー環境教育の実践--科学的な知識をもとに自ら判断し実践しようとする態度と能力の育成のために
- 第3章 選択学習,総合的な学習の時間 第4節 「科学技術科」 自ら判断し行動しようとする態度を育てるエネルギー環境教育の実践-科学と技術の双方から見つめるエネルギー-
- 中学校におけるエネルギー環境教育の実践 : 理科と技術のチームティーチング
- 滋賀大附属中学校『情報生活科』における情報倫理学習の構築
- 中学校技術教育における情報倫理
- 紙と鉛筆ではじめる情報学教育 : 情報教育が目指すべき本来の姿(【一般A-15】図書館・教育情報学,一般研究発表【A】,発表要旨)
- 科学指向の技術教育カリキュラム開発に関する研究
- インターネットによる表現活動と情報発信 : インターネットについての学習における生徒の意識の形成過程
- ネットワーク上のマルチメディア素材を活用した表現活動とその評価
- 職員室内LANの構築と活用について : 効率的、創造的なネットワーク利用をめざして
- マルチメディア・ネットワークの教育利用の一試行
- マルチメディア作品と紙上作品との表現活動における学習効果
- 応用ソフトウェアを中心題材とした情報基礎の展開
- 教師に求められるプレゼンテーション能力に関する研究 : タイ教員を対象にしたコンピュータ研修を通して
- 第2章 必修教科等の研究 8 技術・家庭科(技術分野) 技術リテラシーの獲得を目指した技術教育カリキュラムの開発Ⅳ-技術を正しく評価する力の育成-
- 第2章 必修教科等の研究 8 技術・家庭科(技術分野) 技術リテラシーの獲得を目指した技術教育カリキュラムの開発Ⅲ-素材と環境の関係を正しく見つめる-
- 第2章 必修教科等の研究 8 技術・家庭科(技術分野) 技術リテラシーの獲得を目指した技術教育カリキュラムの開発Ⅱ-エネルギーと環境を正しく見つめる学習展開-
- 技術的な視点からの環境学習の実践
- 中学校におけるコミュニケーション能力の指導事例 (コビキタス社会におけるコミュニケーション能力)
- 中学生に必要な高度情報通信社会でのリテラシー (特集 情報活用による21世紀のリテラシー)
- 地域教育センター(タイ国)の3年間
- 日本教育情報学会第13回年会 シンポジウム : 学校家庭社会における教育提携のあり方について
- インターネット環境を活用した国際理解教育の推進(1) : ホームページの構築から授業計画まで
- 生徒・教師間における「情報基礎」学習のイメージ化と期待感のズレについて
- 『情報基礎』領域における実証的取り組み : 第4報 : 教育用Mindを使ったプログラミング学習に関する授業実践について
- 生徒・教師間における「情報基礎」学習のイメージと期待のズレについて
- 中学生を対象とした情報基礎学習に関する実証的研究(No.3)
- 中学生を対象とした情報基礎学習に関する実証的研究(No3) (情報教育)
- 中学校美術科教育におけるコンピュータを利用した色彩の学習 : 色彩の感情について理解を深めるためのコンピュータ利用
- 中学校美術科(絵画領域)におけるコンピュータグラフィクス利用の教育効果と問題点について
- 小学校社会科地域学習(京都府木津町)におけるコンピュータ利用について
- 小学校の今日的課題と教育としてのコミュニケーションの役割 : 5年生の算数の授業を通じて()
- 第1章 総論 : 研究の経緯・研究主題・研究に関わる資料 文部科学省研究開発学校指定(一年次)教科等ならびに総合的な学習の時間における言語活用能力の向上を図るための,教科横断型「情報の時間」開設を核とした教育課程の開発
- 第4章 情報の時間 教科等ならびに総合的な学習の時間における言語活用能力の向上を図るための,教科横断型「情報の時間」開設を核とした教育課程の研究開発
- 第2章 必修教科等の研究 8技術・家庭 技術リテラシーの獲得を目指した技術教育カリキュラムの開発VI : 日本の科学技術を支える発想の力と緻密さを体感させる学習題材の開発と実践
- 中学校における「情報科」の構築と実践
- アジア留学生を対象にした情報教育のための教材開発と評価
- 外国人(主にアジア)留学生を対象とした情報活用能力の育成に関する実証研究 : CAI教材を活用したコンピュータ学習の実践を通して
- 外国人留学生のコミュニケーション能力の育成に関する研究(II) : 外国人留学生のプレゼンテーションを取り入れた授業訓練
- 外国人留学生のコミュニケーション能力の育成に関する研究(I) : 外国人留学生を対象とした情報教育に関する意識調査を通して
- 韓国におけるコンピュータ教育の現状()
- タイ国へのコンピュータ教育援助(その5) : 国際遠隔共同授業における児童の意識
- 問題解決的な学習を通して、児童に情報活用能力を育成する授業実践
- 仮想体験と性的問題行動
- 動物飼育ゲームに見る小学生の意識
- 学校現場におけるインターネット活用の現状と課題 : ホームページの評価に関する一考察
- 1B1 中学校における「情報科」の構築と実践 : 紙と鉛筆で始める情報教育とICT活用(課題研究 初中等教育での学習教育支援・実践と情報教育1,教育情報のイノベーション〜デジタル世代をどう導くか〜)
- 中学校における「情報科」の構築と実践 : 紙と鉛筆から始める情報学教育(シンポジウム 学校現場の情報化をどのように推進し支援するか,教育情報のイノベーション〜デジタル世代をどう導くか〜)
- 第1章 総論 : 言葉と体験,習得と探求をつなぐ「活用する力」を高める授業
- 第3章 「情報の時間」,総合的な学習の時間,特別活動等 第1節 教科等ならびに総合的な学習の時間における言語活用能力の向上を図るための,教科横断型「情報の時間」開設を核とした教育課程の研究開発
- 第2章 必修教科等の研究 08 技術・家庭(技術分野) 技術リテラシーの獲得を目指した技術教育カリキュラムの開発VII : 技術と社会・環境のかかわりを深く考える題材の開発 ブナ材と技術のかかわり
- 学校教育におけるインターネット利用の課題
- 「情報基礎」学習の展開と今後の課題 (I)
- 小学校における「総合的な学習の時間」での情報活用能力育成をめざした授業実践
- 学際的な学習において発展される学び : 応用の利かない実践力から,自ら判断しようとする態度の育成ヘ(シンポジウム「科学と技術と社会の学びにおける批判的思考-小学校と中学校と高等学校からの提案とそれらへの理論的意味づけ-」)