マルチメディアによるCD-ROM教材の開発と評価に関する研究
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概要
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中学校技術・家庭科の電気領域における,マルチメディア教材ソフトウェアをCD-ROMで開発した.また,この開発ソフトウェアを,「回路計の学習」として学習内容を限定して活用する場合と,「保守と点検」の学習として問題解決学習に活用する場合との2つの学習過程を構築し,2つの学習過程間の学習成果ならびにソフトウェアの分析を検討した.結果としては,学習内容を限定すれば,学習が目的や方法の具現化されたもので顕著に見られ,思考過程も集中したものになった.また,インタラクティブに問題発見(解決)学習として活用すれば,焦点はややぼやけるものの幅の広い学習ならびに思考になった.さらに,マルチメディア教材では,問題解決学習を目標にした学習過程の構築が容易になると共に,思考の道具としてパソコンが有効となった.
- 日本教育情報学会の論文
- 1995-11-30
著者
-
河野 卓也
滋賀大学教育学部附属中学校
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河野 卓也
滋賀県栗東中学校
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河野 卓也
滋賀大学教育学研究科
-
佐々木 真理
守山市立守山北中学校
-
井上 尚世
滋賀県総合教育センター
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河野 卓也
栗東町立栗東中学校
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寺本 義信
能登川町立能登川中学校
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