極微弱化学発光検出によるエーテル酸素含有化合物への酸素分子の結合に関する研究(生命科学と分析化学)

元データ 2006-12-05

概要

本研究では,極微弱化学発光測定装置を用いて,加熱による発光強度及びスペクトルを測定し,エーテル酸素を含有する化合物への酸素の吸着量や結合状態の違いについて検討した.エチレングリコール及びジエチレングリコールではほとんど発光が見られなかったが,トリエチレングリコール以上の重合度の化合物では,顕著な発光が見られた.これらの反応における見掛けの活性化エネルギーを求めたところ,41.6〜76.0kJ/molという値が得られた.したがって,酸素分子は末端の水酸基ではなく,主鎖にある2つのエーテル酸素と弱い力で結合していると推察された.分子内にエーテル酸素を1つ持つ単糖類であるリボースは,80℃付近の融点以上に加熱すると発光が消えることから,固体結晶では,分子間のエーテル酸素2個と酸素分子が弱く結合すると考えられる.

著者

中澤 裕之 星薬科大学薬品分析化学教室
斉藤 貢一 星薬科大学薬品分析化学教室
岩崎 雄介 星薬科大学薬品分析化学教室
伊藤 里恵 星薬科大学薬品分析化学教室
中澤 裕之 星薬科大学
中澤 裕之 埼玉県衛生研究所
竹下 智隼 星薬科大学薬品分析化学教室
木村 潤一 星薬科大学薬品分析化学教室
為房 孝行 星薬科大学薬品分析化学教室
伊藤 君恵 星薬科大学
斎藤 貢一 フロンティア研究所
中澤 裕之 星薬大薬品分析
中澤 裕之 星薬科大学 薬品分析化学教室
中澤 裕之 愛知県衛生研究所
伊藤 里恵 星薬科大学
斉藤 貢一 星薬科大学
岩崎 雄介 星薬科大学薬学部薬品分析化学教室

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