親水性相互作用液体クロマトグラフィー/質量分析法によるヒト生体試料中アラントインの定量

元データ 2005-02-05 社団法人日本分析化学会

概要

酸化的ストレスやフリーラジカル反応との関連性などから, その生理活性が注目されているアラントインについて高感度分析法を検討した.アラントインは高極性物質であるため, 通常のODSカラムでは保持が弱く, 生体試料に存在する他の共存成分との分離が困難であることから, 親水性相互作用クロマトグラフィーによる分離を試み, 質量分析法による高感度かつ選択的分析法を検討した.更にヒト生体試料(血清, 唾液, 尿)中アラントインの定量を試みた.本法を適用した結果, 血清の検出限界は0.03μM (S/N=3), 定量限界は0.10μM (S/N=10)であった.また, アラントインの内標準物質であるアラントイン-1, 3-^<15>N_2を酵素反応によって調製して使用した.その結果, 補正を行うことですべての試料より90%以上(RSD<15%)の回収率を得ることができた.このことから, 構築した分析法は生体試料中アラントインの定量に適用できることが明らかとなった.

著者

中澤 裕之 星薬科大学薬品分析化学教室
斉藤 貢一 星薬科大学薬品分析化学教室
井之上 浩一 星薬科大学薬品分析化学教室
岩崎 雄介 星薬科大学薬品分析化学教室
伊藤 里恵 星薬科大学薬品分析化学教室
吉村 吉博 日本薬科大学生薬分析学分野
中澤 裕之 星薬科大学
中澤 裕之 埼玉県衛生研究所
伊藤 君恵 星薬科大学
吉村 吉博 日本薬科大学薬学部薬方薬学科
吉村 吉博 日本薬科大学
吉村 吉博 日本薬大 薬
中澤 裕之 星薬科大学 薬品分析化学教室
中澤 裕之 愛知県衛生研究所
伊藤 里恵 星薬科大学
斉藤 貢一 星薬科大学

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