食肉中に残留する抗菌性物質の微生物学的簡易検査法

元データ 2008-06-25 社団法人 日本食品衛生学会

概要

畜産食品中に残留するペニシリン系抗生物質(PCs),セファロスポリン系抗生物質(CEs),テトラサイクリン系抗生物質(TCs),マクロライド系抗生物質(MLs),キノロン系抗菌剤(QNs)などを中心とした,より多くの抗菌性物質を同時に検出できる微生物学的試験法を検討した.食肉からメタノールでホモジナイズ抽出し,10分間遠心分離後,その上清を微生物学的試験法に供した.市販芽胞菌を含めた4種の検査用平板培地(Bacillus subtilis BGA(AM8培地,AM5培地),Micrococcus luteus ATCC 9341およびGeobacillus stearothermophilus)を用いることにより,代表的な抗菌性物質(ペニシルンG,アンピシリン,セファピリン,セファレキシン,エリスロマイシン,スピラマイシン,オキシテロラサイクリン,クロルテトラサイクリン,エンロフロキサシン,オキソリン酸)を感度よく(0.005〜2.5 μg/g)検出できた.本法は,動物用医薬品として汎用され,畜産食品中に残留する可能性の高いPCs, CEs, MLs, TCs, QNsなどを簡易かつ迅速に検出することが可能であると思われる.

著者

石井 里枝 アサヒビール
石井 里枝 埼玉県衛生研究所
堀江 正一 埼玉県衛生研究所
小林 晴美 埼玉県衛生研究所
井部 明広 東京都健康安全研究センター
藤田 和弘 (財)日本食品分析センター
丹野 憲二 (財)日本食品分析センター
中澤 裕之 星薬科大学薬品分析化学教室
堀江 正一 大妻女子大学
堀江 正一 アサヒビール
堀江 正一 星薬科大学 薬品分析化学教室
藤田 和弘 財団法人 日本食品分析センター
中澤 裕之 星薬科大学
中澤 裕之 埼玉県衛生研究所
井部 明広 東京健安研セ
井部 明広 東京都健康安全研究センター 食品化学部残留物質研究科
井部 明広 東京都健康安全研究センター 微生物部
中澤 裕之 星薬大薬品分析
中澤 裕之 星薬科大学薬学部
丹野 憲二 日本食品分析セ
中澤 裕之 星薬科大学 薬品分析化学教室
中澤 裕之 愛知県衛生研究所
Tanno K Japan Food Research Laboratories Tama Laboratory
井部 明広 東京都健康安全研究セ

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