アロエ飲料中のバルバロイン関連化合物の構造解析
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概要
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アロエ飲料に含まれる4種のバルバロイン(BA)関連化合物を分取HPLCにより分取し,化学構造の解明を行った.4種のBA関連化合物はLC/MS,1H-NMR及び 13C-NMR の測定結果より,いずれも分子量が834のBAの二量体で立体異性の関係にある化合物であることが分かった.更にCOSY,HMBC及びHMQCスペクトルなどの解析から,いずれも一方のBAの10位と他方のBAの7位が結合した新規化合物であることが明らかとなった.このことからアロエ飲料中のBAは保存中に一部二量体へと変化していることが示唆された.
- 社団法人 日本食品衛生学会の論文
- 2002-06-25
著者
-
斉藤 和夫
東京都健康安全研究センター
-
観 公子
東京都健康安全研究センター
-
観 公子
東京都衛研
-
高野 伊知郎
東京都立衛生研究所
-
斉藤 和夫
東京都立衛生研究所
-
新藤 哲也
東京都立衛生研究所
-
牛山 博文
東京都立衛生研究所
-
観 公子
東京都立衛生研究所
-
上原 真一
東京都立衛生研究所
-
安田 和男
東京都立衛生研究所多摩支所
-
安田 和男
東京都健康安全研究センター
-
安田 和男
東京都健康安全研セ
-
安田 和男
東京都健康安全研究センター 食品化学部食品成分研究科
-
上原 真一
東京都衛研
-
牛山 博文
東京都健康安全研究センター多摩支所食品衛生研究科
-
安田 和男
東京都立衛生研究所
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