イワナ等渓流魚適正増殖手法開発事業
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概要
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「キャッチ&リリース」後の死亡状況や鉤の動向等について調査し、釣り人に的確なリリースの方法を普及するために当試験を実施した。今回はヤマメ成魚を対象に実施した。釣獲したヤマメ成魚をリリースした場合、鉤掛かり部位が口腔であれば81日間の生残率は非常に高く、鉤掛かりの部位や鉤の種類に関係なく90%以上の高い率で生残することが示された。しかし、食道に鉤掛かりした魚の鉤を除去した区では、30~45%の死亡が見られた。イワナとヤマメ成魚では、釣獲部位による死亡及び鉤の外れ具合の点から魚種間で僅かに違いのあることが判明した。
- [栃木県水産試験場]の論文
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