生態系に配慮した増殖指針作成事業(平成21年度/国庫委託)
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概要
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本事業は人工産卵場によるアユの増殖指針の作成を目的として実施しており、今年度は事業の最終年度であることから最終とりまとめのために補足データの収集として、漁獲個体の孵化日調査と孵化仔魚の飢餓耐性調査に取り組みました。その結果、那珂川では6月に友釣りで漁獲されている個体は、7、8月に漁獲されている個体よりも早く孵化している個体が多いことが分かりました。また、高水温(20℃)と低温水(12℃)では孵化仔魚の飢餓耐性日数に3倍の差があることもわかりました。
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