野生水産生物多様性保全対策事業
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概要
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栃木県にはかつて県南から県北の平野部に5カ所のミヤコタナゴ生息地があった。しかし、ほとんどの生息地が土地改良事業等により消失し、現在では県南部の1カ所が栃木県に唯一残された自然生息地(以下A生息地と呼ぶ)となった。これまで、生息個体数推定のための採捕調査などが行われたことはあるが、遺伝的多様性などの詳細な保全生物学的データが収集されることは無かった。生息域内の個体群の現状と生息を脅かす要因を明らかにするために遺伝的多様性評価を行った。本研究は水産庁野生水産生物多様性保全対策事業の一環として行った研究の一部である。
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