渓流域管理体制構築事業
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
在来個体群(ニッコウイワナ)の生息水域においては、資源維持のためにその区域を保全エリアとするか、利用エリアとするかを検討する必要がある。その判断にあたっては、対象となる在来個体群の資源量を根拠とすることが合理的である。渓流魚の資源量評価の手法として、これまでは区域内の生息個体数の推定などによるセンサスサイズ評価が主として行われてきた。しかし、センサスサイズの情報だけでは、漁場内における渓流魚の繁殖状況を推定するのは困難なため、在来個体群の存続可能性や漁場の生産性を評価することができなかった。そこで、資源や漁場の健全性をより的確に評価するための指標として有効集団サイズに注目し、ニッコウイワナ在来個体群生息水域において、その推定を試みた。また、堰堤によって長期間河川の上流部に隔離された状態にある在来個体群の遺伝的多様性の現状についても解析を行い、個体群の存続可能性について考察した。
- 2009-03-00
著者
関連論文
- 渓流漁場におけるゾーニング管理の実践 (総特集 ゾーニング--使い分けや棲み分けによる漁場・資源管理)
- ミトコンドリアDNA分析に基づく関東地方産イワナの遺伝的集団構造(短報)
- マイクロサテライトDNAマーカーによる釣獲されたアユの由来判別と種苗放流効果の評価
- 小支流におけるイワナ, ヤマメ当歳魚の生息数, 移動分散および成長
- マイクロサテライトDNAマーカーによる釣獲されたアユの由来判別と種苗放流効果の評価
- 中禅寺湖流入河川に生息するサケ科魚類2種の当歳魚の生息環境
- 中禅寺湖流入河川におけるサケ科魚類3種の産卵生態
- 渓流魚の資源増殖に対する輪番禁漁の効果
- AFLPを用いたニッコウイワナの遺伝的撹乱の検出
- 希少魚を含めた水生生物の生息状況調査(平成21年度)
- 生態系に配慮した増殖指針作成事業(平成21年度/国庫委託)
- 渓流域管理体制構築事業
- 渓流資源増大技術開発事業
- 希少魚を含めた水生生物の生息状況調査
- 野生水産生物多様性保全対策事業
- 希少魚を含めた水生生物の生息状況調査
- 渓流域管理体制構築事業
- 渓流域管理体制構築事業
- 小規模魚道開発試験(平成18年度〜)
- 渓流資源増大技術開発事業(平成22年度/国庫委託)
- 渓流資源増大技術開発事業(平成22年度/国庫委託)
- 希少魚を含めた水生生物の生息状況調査(平成22年度)
- 小規模魚道開発試験(平成18年度)