カワウ対策事業
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概要
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カワウ(Phalacrocorax carbo)による魚類の採食が水産資源に与える影響が懸念されている。そこで、昨年度に引き続き有害鳥獣駆除により捕獲されたカワウの胃内容物について調査を行った。平成15年2月~6月に県内で有害駆除により捕獲されたカワウは293羽でこの内の87羽の胃内容物を調査した。16種267尾の魚類が捕食されていた。結果から前年度までの調査同様に、河川内でのカワウの餌料としてウグイ、フナ、オイカワ等のコイ科魚類が重要であることが確認できた。また、アユが放流されると多数捕食されていることから、内水面漁業への影響は大きいものと考えられた。
- [栃木県水産試験場]の論文
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