イワナ等渓流魚適正増殖手法開発事業
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概要
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リリースが魚の生残において果たして有効であるのかを検討するため、平成13年度に県内に新設されたC&R区間を利用して、イワナ・ヤマメの標識放流魚を用いた釣獲試験を実施した。今回調査したC&R区間は、上流の五十里ダム湖と下流域に存在する小網ダムとの間に位置する300m程度の流程である。今回調査した漁場は、ダム下にある特殊な条件の場所であるため、資源を維持するには、C&Rを導入した漁場管理が有効な手段であると考えられるが、現状では魚の定期的な放流も不可欠な条件であると思われた。しかし、資源の維持・増大を考えていく為には、釣獲試験で標識魚が確認された様に、男鹿川に隣接している支流の活用を考えることが一番効果的なのかもしれない。
- 2003-03-00
著者
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