外来魚緊急総合対策事業
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概要
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近年、土地改良関係者や地元の水利組合から外来魚の駆除指導を求める声が出ており、昨年度は実際に2カ所のため池で駆除指導を行った。これまでため池では、水抜きによる方法が効率よく駆除できるとされている。しかし、農業用ため池は十分な農業用水の確保が困難な故に設置されていることが多く、オオクチバス及びブルーギルの産卵期となる5~6月は水田への灌漑期にあたるため、そのような場所での水抜きは不可能である。そこで昨年度に引き続き、形状の異なる農業用ため池2ヵ所において刺網、電気ショッカー、釣りによる水抜きによらない駆除を行い、その効果を検証した。また、駆除指導の要請があった2ヶ所のため池では、非灌漑期に水抜きによる駆除を実施した。
- [栃木県水産試験場]の論文
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