ヒメマス性転換技術改善試験
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概要
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全雌魚や全雌三倍体魚の作出に当たっては、性転換雄魚を利用するのが一般的である。雄性化には稚魚期に17α-メチルテストステロン(合成雄性ホルモン、以下「MT」と略記する。)を給与もしくはMT水溶液に暴露することが不可欠であり、現在は、「三倍体魚等の水産生物利用要領」に基づき農林水産大臣の特性評価の確認を受けたMT処理法により性転換雄魚を作出している。栃木県ではヒメマス性転換雄魚作出に際し、MTの使用量低減のための処理方法及び使用廃絶のための高水温処理並びに低pH、高pH処理による雄性化技術の開発研究を実施し、昨年度までにMT使用量の大幅な削減と飼育環境外へのMT漏出を回避できる性転換技術を開発した。今年度は、本研究の最終年度にあたるため、先に処理したヒメマスの性比等を調査した。
- [栃木県水産試験場]の論文
- 2007-03-00
著者
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