渓流域管理体制構築事業
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本研究では、これらイワナの発眼卵埋設放流と稚魚放流において、経済的効果や放流効果などに違いがあるのかを検討するため実施した。平成17年1月ニッコウイワナの発眼卵を埋設、8月に同一系統のニッコウイワナ養殖魚を放流して、9月~11月に各月2日ずつ採捕調査を実施した。8月時点の生息尾数を100%とすると調査区間における11月時点の個体の定着率は、発眼卵埋設区で41。0%、稚魚放流区で24。5%になった。経費的算出には、今回の調査から得られた発眼卵埋設区と稚魚放流区の歩留まり結果を使用した。8月を比較基準にした場合には、発眼卵による放流を行う方が同じ月に稚魚放流を行うよりも一尾あたりの単価は高く、3ヵ月後の11月時点の歩留まりで比較した場合には、一尾当たりの単価が逆に稚魚放流の方が高くなるという結果になり、今回の算出項目だけで比較すると、発眼卵埋設放流区の方が経費的には安く上がるものと考えられた。
- [栃木県水産試験場]の論文
著者
関連論文
- 渓流におけるイワナ発眼卵放流由来群の生残,成長,密度および現存量
- ミトコンドリアDNA分析に基づく関東地方産イワナの遺伝的集団構造(短報)
- 渓流魚の体内に残留させた釣り鈎の動向
- 実験池においてキャッチアンドリリースされたイワナ,ヤマメの生残と成長
- 栃木県那珂川水系におけるミツバヤツメの捕獲記録, 産卵床の立地条件および水槽内における産卵
- イワナのフッキングモータリティ
- 渓流魚の資源増殖に対する輪番禁漁の効果
- 高濃度濁水下におけるアユの生存率と懸濁物質の粒度組成の関係
- 塩水浴による"ボケ病"治療技術開発試験
- 水産用医薬品低減試験
- ニッコウイワナ養殖技術実用化試験
- ニッコウイワナ養殖技術実用化試験
- アユの通称"ボケ病"に関する研究(平成13~22年度)
- ヒメマス性転換技術改善試験
- イワナ等渓流魚適正増殖手法開発事業
- 希少魚類の維持増殖技術の確立
- 実験池においてキャッチアンドリリースされたイワナ,ヤマメの生残と成長
- カジカ資源調査
- 有用資源生態系管理手法開発事業
- 渓流域管理体制構築事業
- イワナ等渓流魚適正増殖手法開発事業
- 外来魚緊急総合対策事業
- カジカ増殖試験
- アユ冷水病対策試験
- 水産用医薬品低減試験(平成18年度)
- アユ冷水病対策試験
- 外来魚緊急総合対策事業
- カジカ生息実態調査
- 渓流域管理体制構築事業
- 渓流域管理体制構築事業
- 渓流域管理体制構築事業
- 渓流域管理体制構築事業
- 渓流域管理体制構築事業
- ヒメマス性転換技術改善試験
- カジカ資源調査
- 渓流域管理体制構築事業
- ヒメマス性転換技術改善試験
- カジカ資源調査
- 有用資源生態系管理手法開発事業
- 有用資源生態系管理手法開発事業
- ヒメマス性転換技術改善試験
- イワナ等渓流魚適正増殖手法開発事業