渓流域管理体制構築事業

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概要

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イワナを増やしたいため、今回は禁漁区を設定した場合、その試行前後で資源量がどのように変化するのかを明らかにするため、事前調査として禁漁区を設定する以前の釣獲期間中と禁漁直後の資源量を把握するため調査を実施した。対象魚は、利根川水系思川支流大芦川各支流に生息しているニッコウイワナ及びヤマメの天然魚とした。利根川水系大芦川支流東大芦川本流に流れ込む本沢と蕗平川の2支流で実施した。本沢及び蕗平川のイワナ、ヤマメの生息尾数を推定するとともに、調査区間内の生息密度や成熟個体の割合、次年度への新たな資源への添加効果等について算出した。さらに、釣獲期間中と終了後の採捕魚全ての体長、体重を計測しそれぞれの魚種と河川間の成長比較などを統計学的に処理した。また、釣人を対象にアンケート調査を実施した。
[栃木県水産試験場]の論文

著者

土居隆秀
栃木県水産試験場

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