ニッコウイワナ養殖技術実用化試験
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概要
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本県では、平成18年度からとちぎの魚プロモート事業を立ち上げ、本県在来種であるニッコウイワナの生産振興を図っている。県内の渓流域に生息する天然のニッコウイワナは、県内で一般に流通しているイワナ(アメマス)とは異なり、体表の側線付近から腹側にかけて橙色ないしは黄色の有色斑を有している。しかし、配合飼料の給餌養殖では有色斑の色彩が薄れ、外観上アメマスとの区別が難しくなるため、ブランド化を図る上で一つの障害になっていた。本試験では、色素を添加した飼料をニッコウイワナに投与することで色彩鮮やかな有色斑を導きだし、イワナ(アメマス)とは明らかに異なる品質を備えたニッコウイワナを生産する技術を開発することを目的とした。
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