希少水生生物保存対策推進事業
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概要
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希少淡水魚であるミヤコタナゴの効率的な繁殖及び継代飼育による遺伝的多様性の低下軽減を図ることを目的に、精子の凍結保存技術開発試験を実施した。本年度は、ミヤコタナゴの精子に適した希釈液、凍結保護物質(DMSO)の添加濃度及び液体窒素を使用した凍結方法について検討した。希釈液を用い、ミヤコタナゴの精液を5倍に希釈し、その運動性の経時変化を調べた。精子の運動性は十分に保たれていたことから、今回使用した希釈液は、ミヤコタナゴの精液の希釈液として使用できるものと判断された。保存液で希釈した精子に異なった溶液を加えたときの運動性について比較した精液を保存液で希釈する場合、DMSO濃度は5%以下、希釈倍率は、約30倍程度が望ましいと考えられた。DMSO添加濃度及び凍結速度と凍結精子の運動性について保存液のDMSO添加濃度を7。5%以上にすると、極端に精子の運動能が低下した。
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