希少水生生物保全事業(平成21年度/国庫委託)
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概要
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段差上流部近親交配の回避を図るために実施した「繁殖補助(冬期に野生個体を域外で繁殖させ、翌春に親魚、稚魚を生息地に再放流する)」 の効果について検証しました。「繁殖補助」から1年後の生息地では、採捕調査によってミヤコタナゴの個体数の増加が、遺伝子解析によって個体間の血縁度の低下が確認されました。これらの結果から、「繁殖補助」の目的は達成できたと考えられました。
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