希少水生生物保全事業

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概要

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• 栃木県内に唯一残されたミヤコタナゴの自然生息地（以下、A生息地とする）では、個体群の縮小、遺伝的多様性の低下および水路内段差による繁殖集団の分断化が生じており、個体群の補強が必要な状況となっている。A生息地個体群の補強を図るため、「繁殖補助（冬期に野生個体を域外で繁殖させ、翌春に親魚、稚魚を生息地に再放流する）」を実施し、その効果について検証を行った。なお、調査にあたっては文化財保護法に基づく現状変更申請許可を得て行った。本報告は、水産庁希少水生生物保全事業の一環として実施した。

著者

• 酒井 忠幸

  栃木県水産試験場

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