希少水生生物保全事業(平成22年度/国庫委託)
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概要
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ミヤコタナゴ生息地の環境改善手法を検討するために,ミヤコタナゴ稚魚の生息条件を調査しました。生息地の水路で,水深,流速,水上および水中の障害物の有無,周辺の二枚貝の数,二枚貝に産みつけられていたミヤコタナゴ卵の数を調べて,稚魚の"いる・いない"との関係を解析したところ,稚魚がいる場所の条件は,流速が遅く,水中の障害物が有り,産みつけられた卵数の多い場所であることがわかりました。この結果から,深みの造成や水中障害物の設置などを行うことで,ミヤコタナゴ稚魚の生息場所を増やすことができると考えられます。
- 2012-03-00
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