LC/MS/MSによるプロポリスエキス中のクロラムフェニコール分析

概要

プロポリスエキス(エタノール抽出液)中のクロラムフェニコール(CAP)のLC/MS/MSを用いた分析法を検討した.前処理はプロポリスエキスを精製水で希釈後,塩化ナトリウムを加え塩析を行い,Oasis HLBにて精製を行った.LC条件は逆相カラム(Mightysil RP-18 GP Aqua, 2.0 mm×150 mm, 5 μm)を用い,移動相は10 mmol/L酢酸アンモニウム水溶液-アセトニトリル(75 : 25), 0.2 mL/minのアイソクラティックで行った.MSのイオン化はESIのネガティブモードで行った.本分析法によるプロポリスエキス中CAPの検出限界は0.05 ng/g, 定量下限は0.15 ng/gとなり,0.5 ng/gでの回収率は111.2%であった.本分析法を用いて,市販されているプロポリスエキス8検体を分析したところ,すべての検体においてCAPは不検出であった.

著者

望月 直樹 アサヒビール株式会社 食の安全研究所
石井 里枝 埼玉県衛生研究所
堀江 正一 埼玉県衛生研究所
須賀 啓子 アサヒビール株式会社
望月 直樹 アサヒビール株式会社
望月 直樹 アサヒビール
青木 恵理 アサヒビール(株)

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