日本人の食事経由のトリブチルスズ,ジブチルスズ,トリフェニルスズ及びジフェニルスズ化合物の摂取量
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概要
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本研究では, 4種有機スズ化合物の人体暴露量を推定することを目的にトータルダイエットスタディーによる14食品群中の濃度を測定した. 1998年度の1日摂取量はTBTCが平均1.73 (範囲0〜4.70) μg/人, DBTCが平均0.45 (範囲0〜1.72) μg/人, TPTCが平均0.09 (範囲0〜0.25) μg/人, DPTCが0μg/人であった. TBTC及びTPTCはほとんど10群 (魚介類) 由来であり, 本群の1日摂取量の経年変化を7年間にわたり調べた. 1998年度にTBTCは1991年度の1/2に低下し, TPTCは1/44 (約2%) に低下した. TBTCの1日摂取量は我が国のTBTOの暫定ADIの2%に相当した. TPTCの平均1日摂取量は, JMPRのADIの0.3%相当であった.
- 社団法人 日本食品衛生学会の論文
- 2000-08-25
著者
-
堀江 正一
埼玉県衛生研究所
-
星野 庸二
埼玉県衛生研究所
-
小嶋 美穂子
滋賀県立衛生環境センター
-
堀江 正一
大妻女子大学
-
豊田 正武
国立医薬品食品衛生研究所
-
堀江 正一
星薬科大学 薬品分析化学教室
-
長谷川 康行
千葉県衛生研究所
-
谷村 顕雄
昭和女子大学
-
酒井 洋
新潟県保健環境科学研究所
-
佐伯 政信
千葉県衛生研究所
-
辻 元宏
滋賀県立衛生環境センター
-
辻 元宏
滋賀県衛生科学センター
-
辻 元宏
滋賀県衛生環境セ
-
辻 元宏
滋賀県大津健康福祉センター
-
小嶋 美穂子
滋賀県衛生科学センター
-
小林 ゆかり
新潟県保健環境科学研究所
-
小松 雅美
新潟県保健環境科学研究所
-
豊村 敬郎
長崎県衛生公害研究所
-
熊野 眞佐代
長崎県衛生公害研究所
-
小嶋 美穂子
滋賀県衛生科学センター:関西医科大学公衆衛生学
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