食品を汚染したクロロフェノール類のLC/MSによる分析

概要

高速液体クロマトグラフ/質量分析計(LC/MS)を用いた食品中のクロロフェノール類の簡便な分析法を検討した.MS 条件はネガティブモード, SIM で測定した.LC 条件はカラムにCadenza CD-C18を,移動相に10 mmol/L酢酸アンモニウム-メタノールを用いた.前処理法は試料をメタノールで抽出後,Oasis HLBで精製した.本法による定量下限値は食品中の濃度で4-クロロフェノールが0.2 ng/g, 2,6-ジクロロフェノールが2 ng/g, 2,4-ジクロロフェノールが1 ng/g, 2,4,6-トリクロロフェノールが0.5 ng/gであった.回収率は20 ng/gの添加濃度でいずれの化合物もおおむね70〜85%,相対標準偏差は10%以内であった.

著者

石井 里枝 アサヒビール
石井 里枝 埼玉県衛生研究所
堀江 正一 埼玉県衛生研究所
堀江 正一 アサヒビール
堀江 正一 星薬科大学 薬品分析化学教室

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