加工モデル実験によるコメ内在性DNAが検出されなかったビーフンに関する一考察

元データ 社団法人 日本食品衛生学会

概要

コメ加工品の遺伝子組換え食品検査において,PCR検査でDNAが抽出されていることを確認するための内在性DNAが検出されなかった検体(ビーフン)があった.そこで,コーンスターチおよびコメを原材料とするモデル加工実験(コメ粉含有率0,2,5,10%)を行い,コメ粉含有量と加工度が内在性DNA検出へ与える影響を調べた.加工モデル実験試料はコメ粉とコーンスターチを水とともに混合し,加熱,蒸気および加圧の各加工処理により作製した.加熱および蒸気処理ではコメ粉含有率2%で,加熱加圧処理ではコメ粉含有率10%でコメ内在性DNAが検知された.100%コメ粉を用いた加工モデル実験試料から,加熱加圧処理によってDNAが著明に分解することが示された.

著者

石井 里枝 アサヒビール
高橋 邦彦 埼玉県衛生研究所
石井 里枝 埼玉県衛生研究所
松本 隆二 埼玉県衛生研究所
堀江 正一 埼玉県衛生研究所

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