小麦中のデオキシニバレノールおよびニバレノールのLC-UVおよびLC-MSによる同時分析法の試験室間共同試験
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概要
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小麦中のデオキシニバレノール(DON)およびニバレノール(NIV)のLC-UVおよびLC-MS(/MS)を用いた同時分析法を評価するために,11試験室で共同試験を実施した.精製には多機能カラムを用い,試料としてDON,NIV添加小麦3試料(0.1,0.5および1 mg/kg),自然汚染小麦1試料および非汚染小麦1試料を用いた.回収率はDONが90~110%,NIVが76~83%であった.DONにおける室内再現性の相対標準偏差(RSDr)は7.6%以下,室間再現性の相対標準偏差(RSDr)は25.2%以下,NIVにおけるRSDrおよびRSDrはそれぞれ10.7%以下,31.4%以下であった.HorRatは0.4~1.4であり,いずれの方法も公定法として利用可能であることが示唆された.
著者
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小西 良子
国立医薬品食品衛生研究所
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望月 直樹
アサヒビール株式会社
-
伊藤 嘉典
国立医薬品食品衛生研究所食品衛生管理部
-
田中 敏嗣
神戸市環境保健研究所
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望月 直樹
アサヒビール
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永山 敏廣
東京都健康安全研セ
-
石黒 瑛一
財団法人日本食品分析センター
-
内藤 成弘
食品総合研究所
-
法月 廣子
財団法人日本穀物検定協会中央研究所
-
中島 正博
名古屋市衛生研究所
-
平岡 久明
独立行政法人 農林水産消費安全技術センター仙台センター肥飼料安全検査課
-
青山 幸二
独立行政法人農林水産消費安全技術センター 肥飼科安全検査部
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甲斐 茂美
神奈川県衛生研究所
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伊藤 勇二
キリングループオフィス株式会社
-
前田 守
財団法人日本冷凍食品検査協会
-
小木曽 基樹
財団法人日本食品分析センター
-
明石 肇
株式会社日清製粉グループ本社
-
宮下 隆
キューピー株式会社
-
李 秀馨
財団法人日本食品分析センター
-
田中 宏樹
サントリービジネスエキスパート株式会社
-
平岡 久明
独立行政法人農林水産消費安全技術センター 仙台センター
-
法月 廣子
財団法人日本穀物検定協会
-
伊藤 嘉典
国立医薬品食品衛生研究所
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