顔の表面の三次元形状データと頭部骨格モデルのフィッティング

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概要

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人間の顔の動きを解析し、そこからその人間の感情を推論するという研究はこれまでも行なわれてきた。顔を正面から撮った写真から、その眉や目や口の動きをとらえ、その組合せによって感情を推諭する、つまり、二次元データを幾何的に解析するのである。しかし、顔の表面の動きというのはその内部の筋肉の働きによって生じるものである。そこで新たに、人間の表情認識を三次元的に行なう方法が考え出されている。顔の内部の筋肉の動きをとらえることによって、人間の感情を構造的に解析していく。そのためには、顔の表面の三次元形状データに頭部の骨格モデルをフィッティングさせて、筋肉の付着している位置を計算する必要がある。本論文では、そのフィッティングのアルゴリズムを提案する。
社団法人情報処理学会の論文
1995-03-15

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