ホモトピーモデルを用いた三次元地形図自動生成
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概要
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地形情報にはさまざまな種類があるが、本稿では等高線地形図を用い、等高線間の地形をできるだけ正確に補間することを目的とする。等値線から立体画像を生成するのにホモトピーモデルを用いた研究は、品川、國井[3]による人体の耳に適用したものがある。対応点のとり方などに工夫を施すが、それ以外はこの論文に従う。人体の器官などと違って、地形は内的、外的営力によって形成されたものであり、一般的にある種の条件が成り立つ。ここでは日本の国土のほとんどを占める侵食地形に注目し、尾根線や谷線などと等高線に囲まれた部分について補間を行なう。尾根や谷を扱うのに問題となるのは、それらの分岐や合流が起こる時である。節点付近の対応点の選び方以外に、節点そのものを定める時も注意が必要である。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1991-02-25
著者
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