スリット投影による動画像からの物体の3次元形状復元
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概要
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物体を撮影したビデオ画像を用いて、その形状を全体的に復元することは、さまざまな分野で必要とされている問題である.ここでは、物体をいろいろな方向から撮影した時系列画像を用いて、カメラの相対的な運動の算出と物体全体の形状復元を随時行い、それらを用いて物体の形状を復元する方法について論じる。従来の研究では、時系列画像のお互いの対応を取るためには、特徴点を用いていることが多い。しかし、実際には物体の特徴によっては特徴点の抽出が困難であったり、特徴点の照合誤りが生じ易かったりするために、形状復元がきわめて難しくなるものもある。この問題を解決するために、特徴点を利用せずに時系列画像の対応付けを行う方法を提案する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1995-03-15
著者
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日置 尋久
東京大学
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品川 嘉久
東京大学
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品川 嘉久
University Of Illinois At Urbanna-champaign
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岡崎 礼貴
東京大学
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日置 尋久
京都大学大学院人間・環境学研究科
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