立体図形の切断面に現れる輪郭線の幾何情報圧縮に関する研究
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概要
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多面体で表される立体図形を平面で切断した際に、断面図には輪郭線を構成する点列が現れる。本論文では, このように点列で表現された曲線の幾何情報を圧縮する方法を提案する。多くのCAD/CAMシステムで採り入れられているNURBS[1]は表現力が高く、曲線形状を一本の曲線として表すことができる。しかし、NURBSで平面上の円を正確に描く場合、最低でも7個の制御点を必要とする。本来、円は中心点の座標と半径を指定すれば決定されるものである。つまり幾何情報圧縮に関しては、NURBSのみを基底とした手法は不適当な場合がある。そこで、基底としてNURBSを含めた複数の基底を用意し、曲線情報を効率よくデータ圧縮可能な基底を自動判別する手法を本論文は提案する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-03-12
著者
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