ピクセルブロックの特徴量と連結成分の位置を利用した2値画像への情報埋め込み手法(セキュリティ,一般)
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概要
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2値画像には冗長性が少ないため、多値画像と比べて画像の品質を保ったまま多くの情報を埋め込むことは難しい。本報告では、ピクセルブロックの特徴量を利用した従来の手法によって埋め込みを行うとともに、連結成分の位置を利用して埋め込みを行うことで、画像の品質を保ったまま埋め込み容量を増大させる手法を提案する。まず画像の連結成分を求め、成分ごとに従来手法に基づく手法で埋め込みを行ったのち、画像内での連結成分の位置を密かにずらすことでさらに情報を埋め込む。この際連結成分を自由に動かすとステゴ画像の品質を損ねてしまうため、距離が近い連結成分同士は一つのユニットとみなして同時に動かすことでステゴ画像の品質を保つ。
- 2012-07-12
著者
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