スパイラルコイルを用いた20Gb/s HBTプリアンプIC

スポンサーリンク

概要

論文の詳細を見る
現在、情報の大容量化・多様化に伴い、超高速光通信の重要性が高まっている。特に、次世代超高速光通信システムと位置づけられる20Gb/s光伝送システムの研究・開発が各所で活発に進められている。この超高速システムの小型化・安定動作の為には、20Gb/s以上で動作可能な高速ICの開発が不可欠であり、これまでGaAs HBT、SiGe HBT等を用いた20Gb/s光通信用ICの報告がなされている。なかでも、プリアンプICは高感度な光受信器を実現するためのキーデバイスであり、光プリアンプの使用が一般的となった現状ではそれには広帯域性と同時に、高ダイナミックレンジが要求される。今回、我々はf_r=50GHzのAlGaAs/GaAs HBTとIC上に形成されたスパイラルコイルを用いて20GHz以上の広帯域プリアンプを開発し、更に入力オフセット補償回路を用い高ダイナミックレンジを実現したので報告する。
1994-09-26

著者

関連論文

もっと見る

スポンサーリンク