食事バランスガイド使用の試み : 本学作成の食事バランスガイドと学生の食事バランス状況

概要

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本学作成の食事バランスガイドを今後教材として活用していくことを目的として、使用感などについてアンケートを行った。また、食事調査による学生の食事バランス状況を把握した。結果は次の通りである。1)日頃から食事をバランスよくとるように心がけている学生は75.0%であった。食事バランスガイドについては使用感がよかった学生は63.4%、今後も活用したい学生は83.1%であった。また、専攻別にみると、食物栄養専攻2年生>食物栄養専攻1年生>こども学専攻2年生の順にこの割合は高かった。2)食事バランスガイドを使用した感想は、自分の食事に対する反省41.1%、使いやすい・わかりやすい18.8%であり、難しい・わかりにくい、料理例を増やしてほしいなど後ろ向きの意見が28.6%あった。3)公表された食事バランスガイドよりも本学作成の食事バランスガイドの方が使いやすいと90.2%の学生が答えた。4)日頃から食事を何も気にしていない学生(25.0%)のうち、60.7%は食事バランスガイドを今後活用したいと答えた。5)1日の平均食事バランスは、主食4つ、副菜3つ、主菜3つ、牛乳・乳製品1つ、果物0つであった。
鈴鹿短期大学の論文