導波路アレー型光偏向素子を用いた1×N光スイッチの提案

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概要

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光交換システムには,1×Nの光スイッチが必要である.そこで導波路アレー型光偏向素子を用いた1×N光スイッチを提案し,その特性を数値解析により検討した.この光スイッチは,1×N(N〜数10)のスイッチングが1[mm]×10[mm]程度のサイズで実現可能である.また,駆動電圧は5[V]程度と低く,他の素子との集積ができ,スイッチング速度は数nsecが得られる.クロストークとスイッチ数はトレードオフの関係にあり,-30[dB]を取るとすると,1×40の光スイッチが構成できる.導波路パラメータのばらつき,及び波長多重時の光学的収差は,位相量に換算してそれぞれ25[%],±15[%]程度まで許容できる.
社団法人電子情報通信学会の論文
1994-07-25

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