森林の生産構造に関する研究.XVIII. : 朝日岳周辺におけるシラベしま枯れ林の構造と一次生産
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概要
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In a subalpine Abies veltchii forest characterized by"dead trees strips", the age-dependent change of stand structure and dry matter productivity was investigated near Mt. Asahi, Yamanashi Pref. Rapid increase of the needle biomass towards a maximum during about 40 years after emergence of the seedlings was followed by a gradual decline and a relatively long stable stage, after which the needle biomass decreased remarkably when the trees were over 100 years of age. The net production related to stand age showed the same pattern in needle biomass, so the peak of net production, 11.9 t/ha・yr, was observed in a 37-year-old stand holding the maximum needle biomass of 17.1 t/ha.
- 日本生態学会の論文
- 1977-06-30
著者
-
只木 良也
信州大学理学部
-
只木 良也
林業試験場:(現)信州大学理学部
-
只木 良也
農林省林業試験場
-
佐藤 明
農林省林業試験場
-
河原 輝彦
農林省林業試験場
-
桜井 尚武
農林省林業試験場
-
竹内 郁雄
農林省林業試験場
-
竹内 郁雄
林業試験場:(現)林業試験場四国支場
-
桜井 尚武
林業試験場東北支場
-
河原 輝彦
森林総合研究所関西支所:(現):森林総合研究所東北支所
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