林分状態をなす樹木個体重の頻度分布の解析-1-分布密度凾数を求める新しい一つの方法ならびに巾乗型分布〔英文〕
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
HOZUMI, Kazuo (Dept.Biol., Fac.Sci., Osaka City Univ., ) Kichiro SHINOZAKI (Sci.Educ.Inst., Osaka) and Yoshiya TADAKI (Gov.For.Exp.Sta., Tokyo) Studies on the frequency distribution of the weight of individual trees in a forest stand. I. A new approach toward the analysis of the distribution function and the -3/2th power distribution. Jap.J.Ecol. 18,10-20 (1968). A new method to analyse the frequency distribution of tree weight (w) in a forest stand was developed by introducing the three cumulative amounts, Y=[numerical formula], and M=Y/N. By this MNY-method, a new distribution density function, φ(w)=(√<B>/2A)w^<-3/2>, was derived for three stands of Abies, Betula and Cryptomeria. It is emphasized that this approach enables us to deal with biomass, density and other ecological quantities in absolute instead of relative scale, and to compare different stands directly with each other in terms of the parameters of the distribution function.
- 日本生態学会の論文
- 1968-02-01
著者
-
只木 良也
林業試験場:(現)信州大学理学部
-
穂積 和夫
名古屋大学農学部
-
篠崎 吉郎
帝塚山大学教養学部
-
穂積 和夫
大阪市大・理
-
篠崎 吉郎
大阪府科学教育センター・物理
-
只木 良也
信州大学理学部:(現)名古屋大学農学部
関連論文
- 標高に伴うカラマツの葉の開葉と落葉の挙動
- SO_2によるポプラの光合成阻害に対するCO_2効果
- ブナ天然林とヒノキ人工林の物質生産とその循環
- ササ群落に関する研究(II) : ミヤコザサの現存量および生産構造の季節変化
- 森林の生産構造に関する研究.XVIII. : 朝日岳周辺におけるシラベしま枯れ林の構造と一次生産
- ササ群落に関する研究(III) : 明るさとミヤコザサの現存量
- 林木の呼吸(III) : 群落呼吸量の推定
- 林木の呼吸(II) : ヒノキ人工林の夜間呼吸量測定
- アンスラセンによるヒノキ人工林の相対照度の測定
- シンポジウムに対するコメント : 林学会に望むこと(林学研究のあり方を考える-現場からの問題提起に答えて-)
- 葉緑素計SPAD-501を用いて測定した樹木の葉のクロロフィル濃度
- 森林の生産構造に関する研究(XX) : ハンノキ幼齢林の一次生産力
- 森林の生産構造に関する研究(XIX) : シラカンバ林のクロロフィル量とその分布
- 森林の現存量 : とくにわが国の森林の葉量について
- ○ヒノキ林-その生態と天然更新, 四手井綱英, 赤井龍男, 斎藤秀樹, 河原輝彦共著, 375頁, 272図, (写真含む), 62表, 地球社, 東京, 1974年, 3,800円
- 日本の植物相と植生NUMATA, M., ed. : The Flora and Vegetation of Japan.(英文), 304pp, 31表, 109図(写真含む), 講談社, 東京, 1974年, 4,000円。
- 松と人生, 四手井綱英, 佐野宗一編著, 297ページ, 130図(写真を含む), 15表, 明玄書房, 東京, 1973年, 2300円
- 〇世界の一次生産力を模型化する
- ○新しい天然更新技術, 柳沢聰雄, 山谷孝一, 中野實, 前田禎三, 宮川清, 加藤亮助, 尾方信夫, A5判340ページ, 図63,表78,写真39,創文, 東京, 1971年, 1,400円(〒140円)
- 森林の生産構造に関する研究(XVII) : 林冠内での葉の比面積の垂直的変化
- ○南西カンボジヤの熱帯降雨林の生産生態学. : II. 常緑季節林の同化生産
- ○南西カンボジヤの熱帯降雨林の生産生態学. I. 植物現存量
- ○縞枯山の植生についての生態学的ならびに生理学的研究VI.Abies幼樹群落の生長と物質生産
- 林冠の構造とその一次生産力
- 森林の生産構造に関する研究(XV) : ブナ人工林の一次生産
- 密度効果則で束縛された植物個体群内の個体成長 : 植物群落における個体の重さ, 直径, 高さの頻度分布.VI
- 自然間引の3/2乗則で束縛された林木個体重の分布関数 : 植物群落における個体の重さ・直径・高さの頻度分布.III
- Intraspecific competition among higher plants. IV. : A preliminary account on the interaction between adjacent individuals
- Intraspecific competition among higher plants. IV.
- 土の科学, 大政正隆, 1977,225 pp.NHKブックス, 日本放送出版協会, 東京.
- 森林の物質生産と林業(第3回IBPシンポジウム)
- 林分状態をなす樹木個体重の頻度分布の解析-1-分布密度凾数を求める新しい一つの方法ならびに巾乗型分布〔英文〕
- 森林の生産構造に関する研究(IV) : 林分および単木の葉量についての若干の考察
- 両種とも死滅に至るそれぞれ一種からなる捕食者 : 被食者系の簡単な数学モデル
- それぞれ一種からなる生産者-消費者系の単純な数学モデル
- 照葉樹林の葉層にふくまれるクロロフィル量とその季節変化について
- 高等植物の相対生長2 : 樹木の相対生長 : とくに胸高直径を中心とした相対生長について
- 南西カンボジアの森林調査
- 栽培密度問題の生態学的考察
- Spacing experiments on the growth of root vegetables
- 経済学における制限要因の法則 - 経済学および生態学における逓減の法則III-
- 日本語における無声短母音
- 帝塚山大学構内の樹木
- マンデルブロ・セットに伴う2重数列について -大きさの順に全ての既約有理数を生成する数列-
- 植物群落における個体の重さ, 直径, 高さの頻度分布 : II.非対称I型分布の性質
- Fisher の α, index of diversity の簡易計算法(開学二十年記念特輯)
- 植物群落における個体の重さ, 直径, 高さの頻度分布 : I.差分法による新しい分布密度関係の導出
- ヒノキ人工林の一次生産
- 植物形の静力学モデルーパイプ・モデル理論のひとつの展開
- 森林土壌における有機炭素の動態と垂直分布に関する数学的モデル
- ヒノキ人工林の光合成生産とその季節変化
- 当年生および1年生ヒノキ苗の比葉面積の季節変化
- 当年生ヒノキ苗の地上部および地下部の周期的成長
- 単木被覆法によるスギ人工林のリターフォール量の測定
- ヒノキ球果の光合成と呼吸
- 単木被覆法によるカラマツ人工林のリターフォール量の測定
- ヒノキ苗群落の生長解析(II) : 一次生産
- 単木被覆法によるヒノキ人工林のリターフォール量の測定
- ヒノキ苗群落の生長解析(I) : 呼吸消費
- ヒノキ人工林における落葉枝量の季節変化
- ヒノキ人工林の非同化器官による呼吸消費