各種pH,塩濃度および温度条件によるVibrio parahaemolyticus 03:K6の増殖動態
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概要
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pH、塩濃度および温度によるVibrio parahaemolyicusの増殖性を血清型O3:K6株およびその他の血清型株を用いて検討した。pH、塩濃度および温度の各3条件を組み合わせた27種類の条件における増殖曲線を得た。増殖に適している条件の順番は、pHでは8、7、5.8、温度では25℃、20℃、15℃、塩濃度では1%、3%、7%であった。本菌は塩濃度が1%または3%でpHが7または8、温度が25℃おいて最も急速に増殖し、約10(2.5)CFU/mLから12時間で10(7)CFU/mL以上に到達した。本研究で用いたpH、塩濃度および温度の範囲において、実験データからゴンペルツ式を用いた増殖予測モデルを作成した。
著者
-
小沼 博隆
東海大学海洋学部
-
熊谷 進
東京大学大学院農学生命科学研究科
-
工藤 由起子
国立医薬品食品衛生研究所
-
長谷川 順子
東海大学短大 静岡校
-
仁科 徳啓
東海大学短大
-
和田 正道
長野県衛生公害研究所
-
長谷川 順子
東海大学短期大学部
-
小澤 宏和
中部衛生検査センター
-
熊谷 進
東京大学大学院農学生命研究科
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