免疫磁気ビーズ法と寒天重層法の併用による損傷したYersinia enterocolitica O:8の検出(公衆衛生学)
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概要
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損傷したYersinia enterocolitica O:8を河川水から効率的に検出するために,Y.enterocolitica O:8に対する抗体を用いた免疫磁気ビーズ法(IMS法)により,凍結により損傷させたO:8菌ならびに非損傷のO:8菌の検出率を比較した.cefsulodin-irgasan-novobiocin (CIN)寒天培地とVirulent Yersinia enterocolitica (VYE)寒天培地での寒天重層法は,損傷したO:8菌の検出率を向上させた.また,一般的にYersiniaの分離の際に用いられることの多いアルカリ処理法は,凍結損傷したO:8菌の検出率を低下させるので,アルカリ処理を用いないほうが凍結損傷菌の検出には適していると思われた.以上の結果から,IMS法と寒天重層法の併用は,水などの環境材料から損傷した病原性Yersiniaを分離するのに適した方法と思われる.
- 社団法人日本獣医学会の論文
著者
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岩田 剛敏
東京農工大学
-
林谷 秀樹
東京農工大学
-
工藤 由起子
国立医薬品食品衛生研究所衛生微生物部
-
熊谷 進
東京大学大学院農学生命科学研究科
-
OKATANI Alexandre
東京農工大学大学院共生科学技術研究院動物生命科学部門
-
堀坂 知子
東京農工大学農学部獣医学科家畜衛生学研究室
-
林谷 秀樹
農工大
-
熊谷 進
東京大学大学院農学生命科学研究科獣医学専攻
-
林谷 秀樹
東京農工大学大学院
-
林谷 秀樹
東京農工大学農学部獣医学科家畜衛生学研究室
-
糀谷 英子
東京農工大学大学院共生科学技術研究部動物生命科学部門
-
野村 義宏
東京農工大学大学院農学部附属硬蛋白質利用研究施設
-
オカタニ アレシャンドレ
東京農工大学大学院共生科学技術研究部動物生命科学部門
-
工藤 由起子
国立医薬品食品衛生研究所
-
工藤 由起子
国立医薬品食品衛生研究所 衛生微生物部
-
工藤 由起子
医薬品食品衛生研
-
堀坂 知子
東京農工大学大学院共生科学技術研究部動物生命科学部門
-
岩田 剛敏
ベトナム
-
野村 義宏
東京農工大・農
-
野村 義宏
東京農工大・硬蛋白質研
-
熊谷 進
東京大学大学院農学生命研究科
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