Yersinia enterocoliticaに対する新しい定量的経口免疫法並びに同経口免疫の持続期間
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概要
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Yersinia enterocolitica03菌に対する定量的経口免疫法を検討するために, 同菌のホルマリン死菌を用いて投与回数, 投与菌量および投与間隔を変えて最適条件を検討した。(1) 総菌量500mgまたは, (2) 同250mgを1週間隔で3回に分けて経口投与, あるいは, (3) 同250mgを4日間隔で3回に分けて経口投与するといずれのマウス群でも100%の腸管定着阻止率を示した。(3) の方法によって経口免疫されたマウスについて, 経時的に生菌攻撃を行って免疫の持続期間を検討したところ, 最終死菌投与後6カ月において腸管定着阻止率の有意な低下が認められた。
- 社団法人日本獣医学会の論文
- 1987-10-15
著者
-
金子 賢一
農工大
-
金子 賢一
東京農工大学農学部獣医学科家畜衛生学講座
-
林谷 秀樹
東京農工大学
-
小川 益男
東京農工大学農学部
-
金子 賢一
東京農工大学農学部獣医学科
-
小川 益男
日本食品分析センター
-
小川 益男
東京農工大
-
柳沢 順子
東京農工大学農学部家畜衛生学教室
-
小川 益男
Tokyo Univ. Tokyo Jpn
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