3I4 情報教育における科学的理解の構築法 : 論理回路教材の実践より((一般研究3)情報教育(2),教育の原点に光を当てる〜乱流の中の本流を見出す〜)
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概要
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教科「情報」における「情報の科学的な理解」の在り方として,我々はコンピュータの本質を考える上で重要なプール代数や回路論などの学問体系である「記号論理学」の内容が必修事項であると考えた。そこで我々は,生徒の発達段階とレディネス調査を踏まえ,現在の教科の要素である「情報活用の実践力」 「情報社会に参画する態度」も加味しながら,カリキュラムの中に「論理回路教材」を導入実践し,その学習内容を検討した。その結果,論理回路を主とする教育は,体系的情報教育の情報に関する知識や理解力の向上,すなわち,「情報の科学的理解」を教授するのに効果的であることが示唆された。また,学習者の実習の過程は, 「気づき」や「ひらめき」などの学習行動の変化にも着目し,評価理論をペレグリーノ(Pellegrino)理論である,『学習者の診断・教授法改善・カリキュラム』に視点を当て教材論に基づき学習評価を行い, 「情報の科学的理解」の構築法を探ることとした。
- 2010-08-21
著者
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