大学生ボランティアのための携帯端末を用いた地域通貨システム(<特集>若手の会)

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概要

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本システムは携帯端末を用いて地域通貨を支援するためのシステムである。この地域通貨は、NPO・NGO活動センター、地元商店会、自治会などと連携して、大学生がボランティア活動に取り組み、地域の活性化をはかる目的で提案された。地域通貨には通帳や紙幣など様々な方式がある。だが地域限定の通貨ということで、普及率に伸び悩んでいる現状がある。このために、ほとんどの学生が持っている携帯電話を利用してボランティア情報の交換や地域通貨のやりとりを行う方式を提案する。本システムの実現により学生のボランティアの促進と、これによる地域活性化が期待できる。しかし、システム化にともなうセキュリティや操作の不安も生まれてくる。こういった問題に対処するため、学生や自治会、商店会がどのように考えているのか、試作実験により体験してもらい、有効性のあるシステム改良を重ねる。
一般社団法人情報処理学会の論文
2006-03-16

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