新ナイトロフラン誘導体の抗菌作用について
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概要
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Antibacterial activities of two nitrofuran-derivatives, 2-furyl-3(5-nitro-2-furyl)-acryl-amide(AF2), and 2-phenyl-3 (5-nitro-2-furyl)-acrylamide(AP1), have been investigated, making a comparison with those of nitrofurazone (F) and 5-nitro-2-furylacrylamide (Z). About 40 species of bacteria were employed (cf. Table 2,3).The effectiveness assayed by ordinary serial dilution method in a decreasing order was AF2>Z≧AP1>F, on the whole. Antibacterial activity of AF2 was generally lower than aureomycin, but was as high as or somewhat higher than the other broad spectrum antibiotics (terramycin and chloromycetin) employed.Against some acid forming bacteria, e.g. mesophilic lactic acid bacteria and butyric acid bacteria, AF2 showed the highest activity, but very weak action against strains resembling Acet. xylinum isolated from stored wine vinegar. Although nitrofuran-derivatives exerted relatively low bactericidal activity, AF2 showed an exceptionally high bactericidal action against E. coli (cf. Table 4 and 5).The effect of concentration of these drugs was relatively weak as the exponent n in the equation, k=AC^n (k : disinfection constant; C : drug concentration; A : a constant) was small as shown in Table 6. Temperature coefficients (Q_<10>) of disinfection constant were in the range between 1.2 and 1.8 (cf. Table 8).Bacteriostatic action of these drugs against E. coli was remarkable, and the antibacterial action was regarded to belong to the type of lag time prolongation.The effectiveness of AF2 added to the culture of E. coli was dependent greatly upon the phase of growth; it was weakend as the culture was aged.Spores of B. subtilis could scarcely be killed by any of these furan-derivatives employed, although germination was strongly inhibited.
- 社団法人日本生物工学会の論文
- 1962-01-15
著者
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