微生物の加熱損傷に対する薬剤併用効果について : (第1報) Candida utilis の加熱損傷とその回復
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概要
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This study was undertaken to investigate the thermal injury and repair of Candida utilis in order to elucidate the mechanism of the effect of antimicrobial substances during thermal treatment of microorganisms. These substances increased the damaging effect of heat treatment. The leakage of 260mμ absorbing substances and others from heated cells increased with increasing temperature. These results suggested that the damage to the cell membrance and degradation of ribonucleic acid took place within the heat-treated cells, but the amount of leakage of 260mμ absorbing substances was not proportional to the loss of viability of the cells. After sub-lethal heat treatment at 45℃ for 15 minutes, more than 90% of the viable cells were unable to reproduce on modified Czapek-Dox's medium with 7% sodium chloride added. When these heat-treated cells were placed in the culture medium, phosphate buffer or distilled water, they were observed to recover their salt tolerance within a short time. The time course of macromolecular synthesis in the heated cells and the effect of 8-azaadenine and cycloheximide during the recovery of thermally injured cells were also investigated ; the results obtained suggested that the resynthesis of ribonucleic acid and protein seemed to be essential for the repair of thermally injured cells.
- 社団法人日本生物工学会の論文
著者
-
芝崎 勲
大阪大学工学部醸酵工学科
-
芝崎 勲
阪大工
-
芝崎 勲
大阪大学工学部醗酵工学科
-
岡崎 光雄
徳島大学工業短期大学部応用化学科:大阪大学工学部醗酵工学科:(現)大阪大学薬学部薬品製工学科
-
岡崎 光雄
大阪大学工学部醗酵工学教室
-
土戸 哲明
関西大・工・生物工
-
土戸 哲明
大阪大学工学部醗酵工学科
-
中川 良勝
大阪大学工学部醗酵工学教室
-
中川 良勝
大阪大学工学部醗酵工学教室: カルピス食品工業株式会社研究所
-
土戸 哲明
大阪大学工学部発酵工学科
-
芝崎 勲
大阪大学工学部
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