<総説>看護技術を支える知識に関する一考察 : 足浴に関する文献を通して1992〜2001

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概要

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身体の清潔の援助に関する科学的知識がどのように蓄積されているのかを明らかにすることを目的に,国内で1992年〜2001年に看護系学会誌・看護系雑誌に掲載された研究論文を検索した。今回は収集した研究論文から,足浴に関する40文献について研究内容を概観した。その結果,以下の知見が得られた。1.足浴は生理的負荷が大きくなく,足の血行を促進し,心身を快適にするのに有効な援助である。2.40〜41℃の湯に10分間,足を浸漬することは心身のリラックス,睡眠導入効果がある。3.湯浴に足部のマッサージによる刺激を加えることにより,湯浴の効果を高めることができる。4.足浴を行う際は,患者への負担を少なくし効果を高めるために,コミュニケーションや観察により患者への配慮を実践することが必要である。
順天堂大学の論文
2003-03-29

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