<報奥>バイタルサイン測定に関する研究の現状と動向についての考察
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概要
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本研究の目的は,1994年〜2000年にわが国で行われたバイタルサインの測定に関する研究の現状と動向を明らかにすることである。対象となった36件の研究は,血圧測定についての研究が最も多かった。研究の内容は10のカテゴリに分類できたが,そのうち4カテゴリ18件がバイタルサイン測定技術の教育方法についてであり,特に血圧測定の教育方法の研究が多かった。測定値に影響を与える要因については,比較的最近導入された家庭用デジタル血圧計や耳式電子体温計の精度や測定値に影響する因子について研究が行われていた。バイタルサインの測定はフィジカルイグザミネーションの一つとして,フィジカルアセスメントに位置づけられるようになってきているが,測定値のアセスメントに焦点を当てた研究はまだ少なかった。このことから,複雑な技術である血圧測定の教育方法についてさらに研究が必要であることと,測定値のアセスメントについての教育方法を研究していく必要が示唆された。
- 順天堂大学の論文
- 2002-03-29
著者
-
鈴木 淳子
順天堂医療短期大学基礎看護学
-
服部 惠子
順天堂医療短期大学
-
服部 恵子
順天堂医療短期大学
-
山口 瑞穂子
順天堂医療短期大学
-
島田 千恵子
順天堂医療短期大学基礎看護学
-
永野 光子
順天堂医療短期大学基礎看護学
-
小元 まき子
順天堂医療短期大学基礎看護学
-
田中 志寿子
順天堂医療短期大学基礎看護学
-
服部 恵子
順天堂医療短期大学 看護学科
-
山口 瑞穂子
順天堂医療短期大学基礎看護学
-
島田 千恵子
厚生労働省看護研修研究センター
-
島田 千恵子
順天堂医療短期大学 看護学科
-
島田 千恵子
順天堂医療短期大学
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