イネ葯培養における培地へのアミノ酸およびカゼイン加水分解物の添加効果
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概要
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イネ葯培養において数種のアミノ酸およびカゼイン加水分解物(CH)をN6基本培地に添加したところ以下の結果を得た。1. アミノ酸およびCHを種々の濃度で単独添加したところ,約半数の区でカルス形成とカルスからの植物体再分化に対して有効性が認められた。特にCH1,000mg/lでは植物体再分化に対して著しい効果が認められた。2. アミノ酸およびCHの植物体再分化に対する効果は,主にそれらのカルス誘導培地への添加に起因していることが明らかになった。3. CHと他のアミノ酸を組み合わせて添加することにより,さらに葯培養の効率が向上した。以上の結果より,アミノ酸およびCHの添加方法にさらに検討を加えることにより,イネ葯培養の効率化がより一層図られるものと思われる。
- 神戸大学の論文
著者
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三十尾 修司
神戸大学大学院農学研究科
-
上島 脩志
神戸大学大学院農学研究科
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上島 脩志
神戸大農
-
上島 脩志
神戸大学農学部
-
澤野 稔
神戸大学農学部
-
三十尾 修司
神戸大学農学部
-
平林 泰平
神戸大学自然科学研究科院生
-
澤野 稔
神戸大農
-
平林 泰平
神戸大学農学部
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三十尾 修司
神戸大学農学研究科
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