遺伝子組換え食品検査におけるコンタミネーション予防策としてのオートクレーブ処理条件の検討
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概要
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It is very important to avoid contaminations when we perform tests to detect genetically modified organisms (GMO) using methods based on PCR techniques. Heat-treatment by autoclaving is usually recommended in the testing protocol to sterilize reagents and avoid the effects of contaminants. However, for GMO testing, the effective conditions of heat-treatment have not been determined yet. Three factors, including genomic DNA, a PCR product and ground powder, can affect the result of GMO testing through contamination. Therefore, we investigated the effective conditions of heat-treatment to avoid the influences of the three contaminants described above, using qualitative and quantitative PCR methods. Ground soy powder, genomic DNA extracted from etiolated soy bean, and the plasmid DNAs used as the calibration standard in the quantitative PCR method for GM soy were used as test materials. To avoid contamination in the laboratory, the plasmid DNAs were used as test materials instead of a PCR product. The lectin gene was not detected in the genomic DNA samples and the plasmid DNA samples that were treated at 121℃ for 20 min and 10 min, respectively. On the other hand, the gene was detected in the ground powder sample treated at 121℃ for 30 min by using both qualitative and quantitative methods. However, the measured value was markedly decreased compared with the non-treated sample. In conclusion, the risk of contamination affecting GMO testing can be effectively reduced by heat treatment at 121℃ for 30 min.
- 日本食品化学学会の論文
- 2005-04-29
著者
-
米谷 民雄
国立医薬品食品衛生研究所
-
穐山 浩
国立医薬品食品衛生研究所代謝生化学部
-
渡邉 敬浩
国立医薬品食品衛生研究所
-
穐山 浩
国立医薬品食品衛生研究所
-
武田 明治
日本大学生物資源科学部食品科学工学科
-
日野 明寛
国立医薬品食品衛生研究所
-
日野 明寛
九州大学 大学院 歯学研究院 口腔機能解析学 分野
-
米谷 民雄
神奈川県衛生研究所 理化学部
-
米谷 民雄
国立医薬品食品衛生研究所:(現)静岡県立大学
-
米谷 民雄
北海道立衛生研究所
-
渡邉 敬浩
アサヒビール
-
三嶋 隆
財団法人日本食品分析センター千歳研究所
-
峯岸 恭孝
(株)ニッポンジーン
-
日野 明寛
(独)食品総合研究所
-
寺西 清貴
国立医薬品食品衛生研究所
-
古井 聡
(独)食品総合研究所
-
古井 聡
国立医薬品食品衛生研究所
-
日野 明寛
アサヒビール
-
武田 明治
財団法人日本食品分析センター千歳研究所
-
寺西 清貴
国立医薬品食品衛生研究所:日本大学生物資源科学部食品科学工学科
-
武田 明治
日本大学生物資源科学部
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