ジャーク最小モデルに基づく経由点を用いた複数話者の手話運動情報からの単語認識法(聴覚障害,メディア・コミュニケーションの品質と福祉,及び一般)
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概要
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ヒトの腕運動で表現される手話単語の認識において運動特徴の抽出とそれを照合する方法は主要な課題であり,我々はヒト腕運動の運動計画モデルであるジャーク最小モデルに基づいて抽出された経由点を手話動作の特徴量とする認識手法を提案している.今回新たに辞書データを作成する被験者を増加したことで,同じ単語であっても抽出される経由点の数に個人差が生じ,異なる数の経由点データを照合する必要が生じた.よって,本研究では異なる個数の時系列データを比較可能なDP照合を離散的なデータである経由点に対して行うために,DP照合の漸化式に経由点の時刻情報による重みを付加する方法を提案する.認識実験の結果,辞書データの被験者が増加した場合に,最も高い正解率であったことを確認した.
- 2013-03-04
著者
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